WTI原油~コロニアルのパイプラインは操業を全面的に停止

2021年5月12日水曜日

おはようさん！

昨日の原油価格は0.82%の上昇。

終値は65.45ドルとなっており、再び終値ベースで65ドル台を回復してきた。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日の安値は63.68ドルであった。

ちょうど20EMAで支えられて反発している。

一昨日から安値は切り下げてきているものの、出来高もそれなりに伴っており、堅調な値動きとなっている。

また、高値引けとなっているため、本日もこのまま上昇基調を継続させる可能性が高い。

まずは昨日の高値である65.75ドルがポイントとなる。

次に1時間足チャート。

日中は売り優勢の展開であったが、NY時間に入ってからは終始買い選好の値動きとなっている。

引けまで上昇基調は維持されている。

最後にコロニアルのパイプラインについて。

コロニアルのパイプラインは先週サイバー攻撃を受け、その後操業を停止している。

このパイプラインはガソリンなどの燃料を１日２５０万バレル輸送し、米東海岸の燃料供給の半分近くを占めている。

しかし、コロニアルは今週末までに操業を再開させる見通しを示している。

原油価格への影響は一過性のものと思われるが、これからドライブシーズンを迎えるアメリカにとってはガソリンの需給バランスが崩れる可能性がある。

今朝は以上！

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