2021年4月2日金曜日

WTI原油~OPECプラスの増産でも買い強まる

おはようさん!

昨日の原油価格は3.52%の上昇。

終値は61.24ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。




出来高は急増している。

そして、昨日は3%超の急伸。

引け値はレンジ上限である20EMAとなっている。

このラインを上にブレイクアウトしてくれば、再び上昇トレンドが始まる可能性が高い。

次に週足チャートを見てみよう。


直近3週間は50ドル台後半から60ドルにかけて底固めをしているように見える。

従って60ドルが下値目途。


最後にファンダメンタルズ。


OPECプラス会合では増産を決定。

しかし、原油市場はポジティブに反応している。

どのような思惑で上昇したのかはよくわからないが、上記のリンク記事では以下のように解説している。

サウジアラビアの自主減産終了も含めて、OPECプラスは5~7月にかけて合計で日量200万バレル超増産するが、需給見通しが改善しているなかで吸収可能とみられている。

今後のOPECプラスでの減産目標は以下の通りである。

OPECプラスは減産目標を5、6月に日量35万バレル、7月は同40万バレル程度縮小する。日量100万バレルの自主減産を実施しているサウジアラビアは5月に日量25万バレル、6月に35万バレル、7月に40万バレル増産し、自主減産を終了する。

今朝は以上!



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