NY金~FOMCを控え警戒感が募るマーケット

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1781ドルであった。

3日ぶりの陽線引けとなっている。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日の安値は1768ドル。

安値は3日連続で切り下げてきており、売り圧力は未だ維持されていることを示唆している。

ただ、終値ベースでトレンドラインの上となっており、底堅さも見せている。

本日も引き続き、このトレンドラインでの値動きがポイントとなる。

次に1時間足チャート。

昨日は一時200EMAを試してくる場面も見られたが、すぐに反発している。

また、昨日の価格推移から、トレンドラインがサポートとして意識されていることがわかる。

引けにかけて、買い優勢となっており、本日も底堅い展開となる可能性が高い。

状況次第では売りポジは撤退するかもしれない。

次に米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。

昨日はあまりはっきしない値動きであった。

上値は20EMAで抑えられており、上昇の勢いは弱い。

ただ、直近1週間で底固めの様相を呈しており、ここからは上昇基調が鮮明化していくと予想している。

最後にファンダメンタルズ。

おそらく、大きな政策変更はないだろう。

しかし、上記リンク記事では以下のような懸念について言及している。

ワクチン接種が進展し、経済に対する楽観的な見方が台頭する中、６
月のＦＯＭＣは状況が異なると指摘。米景気回復期待を背景に連邦準備
理事会（ＦＲＢ）が予想より早く資産買い入れの縮小に着手する可能性
がある。

今朝は以上！

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