NY金~市場には依然としてインフレ圧力が継続

2021年4月30日金曜日

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1772ドル。

上値が重たい展開が続いているが、底堅さもまだある。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日の安値は1756ドル。

予想通り1755ドル付近を一旦試す展開になったが、すぐに買いが入り反発している。

また終値はトレンドラインの上に回復してきており、売り買いが拮抗しているのがわかる。

本日は再び1755ドルを試してくるかどうかがポイントとなる。

次に1時間足チャート。

NY時間に大きな出来高を伴いながら、売り込まれている。

しかし、すぐに買いが入り引けまで上昇基調を維持。

引け値はトレンドラインを回復している。

底堅さは健在であるが、安値は切り下げてきており、売りが優勢となっている。

次に米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。

昨日のローソク足は長い上髭を形成している。

高値は1.686%。

市場には依然としてインフレ圧力が継続しており、ここから一段高となる可能性が高い。

それに伴い、金価格には売り圧力がかかってくると見ている。

しかし、最近は米10年債利回りとNY金の逆相関が崩れ始めている感じもしている。

その点は頭の片隅に置いておきたい。

最後にファンダメンタルズ。

インフレに関して面白い記事を見つけた。

なかなか興味深い記事。

一読をお勧めする。

今朝は以上！

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