NY金~米10年債利回り大幅下落で金価格急伸

2021年4月16日金曜日

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1763ドルであった。

大陽線となっている。

まずは日足チャートを見てみよう。

上値目途としていた50EMAを上にブレイクアウトしてきており、買いが入っていることを示唆。

しかし、出来高は物足りなく、積極的な買いではないようである。

次の上値ターゲットは200EMAとなる。

次に米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。

昨日の米10年債利回りは大きく崩れている。

安値は50EMAの手前付近。

レンジ下限を維持して、そのまま上昇基調を取り戻してくるかと予想していたが、見事に外れた。

この動きを受けて昨日のNY金は大きく上値を伸ばした。

最後にファンダメンタルズ。

米10年債利回りが大きく下落したのを受けて、株式市場は息を吹き返している。

これまでは長期金利の上昇に注目されていたが、ここからは景気回復への期待感が高まってくる地合いとなりそうだ。

徐々にだが業績相場へと移行していくことになるだろう。

しかし、FRBはしばらくの間金融緩和の手を緩めないことを明言しており、金融相場が継続する余地も残されている。

株式市場はここから5月に向けてさらに上値を追う展開になるだろう。

今朝は以上！

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