昨日の原油価格は6.17%の軽い暴落。
終値は57.76ドルであった。
まずは日足チャートを見てみよう。
昨日は再び大きな陰線ローソク足となった。
60ドル割れでロングを仕掛ける予定だったが、売りの勢いが非常に強かったのでNY時間まで待機。
NY時間に入った時に底堅さを感じたので、ロングでエントリーした。
しかし、その後、ずるずると下げが止まらず、ロスカットとなった。
次に1時間足チャート。
欧州時間に入った頃から、売り圧力が増している。
そして、NY時間で一旦下げ止まったかに見えたが、その後売りは収まらず、引けまで売り込まれている。
昨日の安値は57.25ドルとなっており、ほぼ安値引けである。
本日もこのまま下落基調が継続する可能性が高い。
反動高となるかもしれないが、それは戻り売りのチャンスとなるかもしれない。
しかし、それも米長期金利の値動き次第。
昨日の原油価格の下落は、米長期金利の下落と呼応している可能性が高い。
米10年債利回りの日足チャートを見てみよう。
2日続落となった。
まだまだ押し目のレベルであり、上昇トレンドは継続中だ。
20EMAまでの押し目が入るかもしれないが、直近の値動きを見る限り、その手前で切り返してくる可能性が高い。
従って、そのタイミングで原油価格も上昇に転じると見ている。
最後にファンダメンタルズ。
上記の記事から要点を抜粋。
- 欧州最大の原油消費国であるドイツは、新型コロナウイルス感染第3波抑制のためのロックダウンを4月まで延長するとみられている。
- これにより、国際エネルギー機関(IEA)と米エネルギー情報局(EIA)が示していた悲観的な予想が現実化する恐れがある。
コロナ変異株は、感染力、重症化率ともに強くなっているとのこと。
もしかしたら、コロナ禍はここからが本番なのかもしれない。
今朝は以上!
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【トレード結果】
- WTI原油;59.21L×100⇒58.63LC
- NY金;ノートレ
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1737.64S×100S