昨日の原油価格は5.92%の上昇。
終値は61.18ドルとなっている。
まずは日足チャートを見てみよう。
2日前の下げ分をほぼ取り戻してきている。
昨日は20EMAの手前まで上値を伸ばしている。
2日連続で大きなローソク足となっており、ボラティリティの高いことを示唆している。
欧州の新型コロナウイルス感染拡大により、原油需要減少懸念が昨日の原油価格の押し上げ要因と思われる。
特にドイツでの感染拡大が顕著となっており、数日前にロックダウンを発表したばかり。
ドイツの新型コロナウイルスの1日当たりの感染者数はピーク時からは減少し、1万人を下回る日が多くなっているものの、変異ウイルスは新規感染者の4割以上に広がり、警戒が強まっています。
変異ウイルスは、従来のものよりも感染力が強いという報告がある。
さらに、変異ウイルスに感染した場合、重症化する確率も高くなっているとのこと。
本来、ウイルスが変異すると感染力は強まるが、その効力は弱まっていくことが多いが、コロナウイルスの場合、そうではないようである。
1人の感染者から何人に感染が広がるかを示す「実効再生産数」も、イギリスで最初に確認された変異ウイルスは41%、南アフリカで最初に確認された変異ウイルスは36%、ブラジルで確認された変異ウイルスは11%、それぞれ従来のウイルスに比べて高いと推定されるとしています。
最後にWTI原油の週足チャート。
昨日の反動高により、今週のローソク足は長い下髭を付けている。
ここまでは3週続落となっているが、タイミングを見てロングを仕掛けていきたい。
昨日は日足20EMAを上に抜けてきたタイミングで買いを入れようか迷ったが、結局そのまま様子見としている。
下値目途は60ドル。
ここを試してくるようなら買いを仕掛けてみたい。
今朝は以上!
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【トレード結果】
- WTI原油;ノートレ
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- NY金;1737.64S×100S