おはようさん！
先週の原油価格の終値は66.09ドルであった。
終値ベースで66ドル台に乗せてきている。
まずは日足チャートを見てみよう。
先週の金曜日は出来高を伴いながらの上昇となっている。
直近3日間は押し目を付けずに上昇しているが、今週もさらに上値を追う値動きになる可能性が高い。
現在はレンジ上限に到達しており、ここを上抜けした場合、75ドルを目指す展開となる。
よって、レンジ上抜けのタイミングで買い増しを検討している。
もちろん、ここから押し目を付ける可能性もある。
その場合はポジションを利確する予定である。
次に月足チャートを見てみよう。
2018年の6月から10月にかけてレンジを形成している。
上のチャートではそのレンジ上限にラインを引いてある。
ここがおよそ75ドルから76ドル付近となる。
従って、現在の価格帯を上に抜けてきた場合、次の上値目途が75ドル付近となる。
最後にファンダメンタルズ。
現在の原油価格の上昇要因は以下の2点。
- OPECプラス会合での協調減産継続の決定
- 市場のインフレ期待
- OPECプラスの閣僚は4日のオンライン協議後の声明で「4月に3月の生産水準を継続することを承認した」と表明した。
- OPECプラスは3月、合わせて日量705万バレルの減産に取り組んでいる。
- 5月の協調減産については4月に協議する。
- サウジは2～3月としていた日量100万バレルの独自の追加減産を4月も続けるとした。
市場のインフレ期待があったところで、先日のOPECプラス会合での協調減産継続により原油価格は急騰している。
サウジアラビアが増産に慎重姿勢を維持しており、しばらくは原油高が続きそうな気配である。
ただし、増産を推進しているロシアの動向には注意が必要である。
今朝は以上！
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【トレード結果】
- WTI原油；ノートレ
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