NY金~市場全体のボラティリティが上昇中

2021年3月26日金曜日

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1726ドル。

安値は1721ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日は一時的に20EMAを上に抜けてくる場面も見られたが、すぐに上値を抑えられて下落に転じている。

ちなみに、昨日の高値は1745ドル。

また昨日の安値1721ドルは一昨日から若干切り下げてきている。

やや軟調な値動きとなっている。

現在の下値目途1720ドルを割ってくれば、1700ドル示現の可能性も高まってくるだろう。

次に週足チャート。

もう一度100EMAを試してくると予想している。

利確目標はこのラインとなる。

現在の市場はボラティリティが高まっており、さらに他の商品、株価指数との相関性が崩れている。

米10年債利回りの値動きとNY金の逆相関も効いていないことが多くなっているが、チェックは欠かさないようにしたい。

昨日は4日ぶりの上昇となっている。

押し目が終了し、ここから上昇基調再開となるのだろうか・・。

最後にファンダメンタルズ。

「市場を落ち着かせ、センチメントを改善させるためには、金利が数日間一定水準にとどまる必要がある」

金利の不安定化が続く限り、市場のボラティリティは収まらないだろう。

今はリスキーな局面と言える。

要警戒。

今朝は以上！

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