2019年5月3日金曜日

NY金~ドル高進行で金価格には下押し圧力増加

19時7分現在、金価格は1270ドル。

昨日の終値とほぼ同じレベルである。

しかし、上ひげを付けており、上値はやや重たい印象である。

それでは、日足チャートを見てみよう。




NY金






200日MAを完全に下抜けしており、明確な下落トレンドである。

また、想定しているチャネルは右肩下がりとなっている。現在はチャネル下限付近に向かって下落中である。

直下のサポートは1250ドル。

現在、保有しているポジションの目標利確値はここになる。

次にドルインデックスチャートを確認しておこう。


ドルインデックス

日足チャート。


4月23日に持ち合いを上にブレイクアウトした後、4月29日に再度持ち合い上限ラインの下に潜り込み、5月2日にはもう一度持ち合い上限を上にブレイクアウトしてきている。

パウエル議長の声明の後、ドル高に傾いている。

金価格にとっては下押し圧力が作用しやすい地合いとなっている(特に最近は、金価格とドルインデックスの相関性が強くなっている)。

次に週足チャート。


今週のローソク足は長い下髭を付けている。

昨日以来、ドル高の勢いが加速している模様。

このままドル高進行なら、ドルインデックス100ポイントも視野に入ってくるだろう。

当然ながら、金価格にはさらに強い下押し圧力が働く。

ドルインデックス100ポイントなら、金価格は1250ドル程度までの下落の可能性がある。

取り急ぎ以上!





【本日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;62.1S×100、61.9S×50
  • NY金;1273S×200
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