おはようさん!
昨日がアメリカ市場が休場であった。
今週のWTI原油は、ボラティリティが低く、方向感のない展開に終始した。
高値は64.7ドルであり、節目の65ドルにわずかに及ばず。
果たして来週はどのような展開になるのだろう。
まずは週足チャートから。
まず、週を追うごとに出来高が減少していることに注目して欲しい。
一方、原油価格は押し目を付けながら上昇している。つまり、ディバージェンスが生じており、テクニカル的には反転が近いことを示唆している。
また、破線で囲まれた部分の値動きを見ると、やはり65ドルが意識されていることがわかると思う。
上のチャートには表示されていないが、RSIは61.3ポイント。70ポイントが買われ過ぎの目安とするならば、適温といったところか。
しかし、2か前の記事にも書いたように、ファンダメンタルズ的には『買い』である。
週明けは65ドル付近でもみ合いが続くかもしれないが、何か材料が出れば、65ドルは一気に上方ブレイクする可能性がある。
従って、ロング目線はキープだ。
昨日がアメリカ市場が休場であった。
今週のWTI原油は、ボラティリティが低く、方向感のない展開に終始した。
高値は64.7ドルであり、節目の65ドルにわずかに及ばず。
果たして来週はどのような展開になるのだろう。
まずは週足チャートから。
まず、週を追うごとに出来高が減少していることに注目して欲しい。
一方、原油価格は押し目を付けながら上昇している。つまり、ディバージェンスが生じており、テクニカル的には反転が近いことを示唆している。
また、破線で囲まれた部分の値動きを見ると、やはり65ドルが意識されていることがわかると思う。
上のチャートには表示されていないが、RSIは61.3ポイント。70ポイントが買われ過ぎの目安とするならば、適温といったところか。
しかし、2か前の記事にも書いたように、ファンダメンタルズ的には『買い』である。
参考記事;WTI原油~エントリータイミング近し!5月に向けて原油高騰か!?
週明けは65ドル付近でもみ合いが続くかもしれないが、何か材料が出れば、65ドルは一気に上方ブレイクする可能性がある。
従って、ロング目線はキープだ。
ファンダメンタルズ
現在の原油市場は、アメリカとOPECの綱引き状態となっている。アメリカのシェールオイル生産量は日を追うごとに生産量を増やしている。
一方、OPEC産油国(ロシアも含む)は協調減産が功を奏し原油生産量は減少している。
現段階では、OPECの減産量がアメリカのシェールオイル増産量を上回っており、軍配はOPECに上がっている。しかし、今後の展開は微妙である。オイルトレーダーは、その行方を見守っている状況だ。
なぜなら、ロシアが協調減産に対してネガティブな態度を示し始めているからだ(昨年12月の減産合意を順守していなかった)。アメリカにシェアを奪われるのを懸念しているのである。ロシアが協調減産の足並みを崩す可能性があるこを十分に留意しておくべきである。
需要の方に目を向けてみよう。アメリカと中国の経済状況が、原油需要量にダイレクトに影響を及ぼすのは知っての通り。
現在、米中ともに経済指標は良好となっており(特にアメリカ)、景気状況は非常に良い状態である。
アメリカの景気の指標にはいくつかあり、その内の一つがダウ輸送株平均指数だ。
アメリカのトラックでの輸送量は、米国の総出荷量の70%を占めている。よって、経済活動の状況を把握する上でも最適な指数と言える。
上のチャートを見てもわかるように、昨年12月に大きく崩れた後、一本調子で値を戻してきている。現在は、昨年12月の暴落前の高値に近づきつつある。
このことからも、原油需要はしばらく増えていくと予想される。昨年12月暴落前の高値をブレイクアウトするかどうかに注目である。
つまり、原油価格には今後も上昇圧力が作用し続ける可能性があることを示唆している。
つまり、原油価格には今後も上昇圧力が作用し続ける可能性があることを示唆している。
今朝は以上!