2019年4月10日水曜日

WTI原油~本日の原油価格には下押し圧力が強くかかりそうである

オッス!

昨日の原油は方向感のない値動きに終始。

高値64.8ドル、安値63.7ドルとなっており、一日の値幅が1ドル程度で非常にボラティリティが低くなっている。

65ドルの手前で失速気味である。


日足チャートを見てみよう。





昨日は上値が重たい展開であったが、まだまだ上昇トレンドは維持されている。

200日MA(黄色線)に短期移動平均線が、上にクロスをし始めており、ここからさらに上昇の勢いが増すことを示唆している。

しかし、悩ましいのは65ドル近辺は、強めの抵抗帯があることだ。


上昇トレンドがしばらく維持される可能性はあるが、この辺りで大き目の調整が起こってもおかしくないだろう。

従って、しばらく方向感のない値動き(もみ合い)が続く可能性がある(ただし、上値は重たいだろう)。

オイルトレーダーにとっては難しい局面である。






また、ファンダメンタルズの方に目を向けると、若干ネガティブな材料が出始めている。


米中貿易摩擦に加え、EUとの間にも貿易摩擦が飛び火する可能性が高くなってきた。

この報道を受け、NYダウは200ドル程度下落している。


テクニカルとファンダメンタルズを統合すると、本日の原油価格には下押し圧力が強くかかりそうである。

そろそろ、ショートで仕掛けてみるのも面白いかもしれない。

以上!




【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100、1243L×75、1295L×50
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