1月29日~30日のFOMCでの声明についてまとめておこう。
ただ、今後の経済状況によっては、「金融緩和(利下げ)も厭わない」、また「資産縮小量の変更」など柔軟に対応するとしている。
昨年末、パウエルFRB議長は2019年の利上げ目標を2回としていた。
しかし、市場はそのようには見ていなかった。「多くても1回、おそらくゼロ」というのが、市場の大方の見方であった。
従って、今回のパウエル議長の会見内容は、それほど真新しいものではなく、市場が予想した通りになったと言える。
それでは、パウエル議長の声明内容をどのように解釈すべきだろうか。
要点は、「資産縮小の終了」と「利上げの終了」である。
そして、現段階ではどちらも実行されていない。
パウエル議長は、以上の2点に「経済状況次第で実施する」という含みを持たせただけであり、『必ず』実施するとは言っていない。
経済状況次第というのは、当然ながら「さらに経済状況が悪化した状況」のことである。
つまり、「資産縮小の終了も利上げの終了も経済状況が悪化しない限り行わない」と言っているのと同じである。
俺はダウは昨年の10月に天井を付けたと考えている。
従って、今のNY市場は下落局面の途中段階。
昨日の市場は株高で反応した。
しかし、「資産縮小の終了と利上げの終了を考えなければならないほど市場環境は悪化している」という思惑がしばらくしたら支配的になってくるだろう。
そのタイミングで本格的な暴落がやってくるだろう。
FRBは、昨年12月26日につけたダウの安値21612ドルを割らない限り、市場をけん制することはあっても、資産縮小の終了も利上げの終了も実施しないと見ている。
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
【現在のポジション】
まず、昨年12月のパウエル議長の発言内容とは180度転換している。
超をつけても良いくらいハト派的な内容になった。
パウエルはとうとうトランプに屈服した形である。
パウエル議長の声明要旨は以下の通り。
- 現在の世界経済動向を見ると、経済の安定化のために適切な政策金利の決定に辛抱強くあるべきだ。
- インフレ圧力の低下を憂慮している。
- また、ここからさらに利上げをすることの根拠がさらに弱まっている。
- 資産縮小の終了を実施する準備がある。
ただ、今後の経済状況によっては、「金融緩和(利下げ)も厭わない」、また「資産縮小量の変更」など柔軟に対応するとしている。
昨年末、パウエルFRB議長は2019年の利上げ目標を2回としていた。
しかし、市場はそのようには見ていなかった。「多くても1回、おそらくゼロ」というのが、市場の大方の見方であった。
従って、今回のパウエル議長の会見内容は、それほど真新しいものではなく、市場が予想した通りになったと言える。
それでは、パウエル議長の声明内容をどのように解釈すべきだろうか。
要点は、「資産縮小の終了」と「利上げの終了」である。
そして、現段階ではどちらも実行されていない。
パウエル議長は、以上の2点に「経済状況次第で実施する」という含みを持たせただけであり、『必ず』実施するとは言っていない。
経済状況次第というのは、当然ながら「さらに経済状況が悪化した状況」のことである。
つまり、「資産縮小の終了も利上げの終了も経済状況が悪化しない限り行わない」と言っているのと同じである。
俺はダウは昨年の10月に天井を付けたと考えている。
従って、今のNY市場は下落局面の途中段階。
昨日の市場は株高で反応した。
しかし、「資産縮小の終了と利上げの終了を考えなければならないほど市場環境は悪化している」という思惑がしばらくしたら支配的になってくるだろう。
そのタイミングで本格的な暴落がやってくるだろう。
FRBは、昨年12月26日につけたダウの安値21612ドルを割らない限り、市場をけん制することはあっても、資産縮小の終了も利上げの終了も実施しないと見ている。
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
- WTI原油;ノートレ
- NY金;ノートレ
【現在のポジション】
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75、1280L×50、1295L×50、1305L×100