現在、金価格は1232ドル。
アメリカ中間選挙は大方の予想通り、上院は共和党、下院は民主党が過半数を取った。
これで、「ねじれ」となったわけだが、NY市場にとってこれは必ずしもネガティブではない。
なぜなら、トランプは2つを残して公約を達成しているからだ。
それらの二つとは、
- オバマケアの廃止
- メキシコ国境に壁の建設
どこぞの国の政治家と比べたら、トランプのこの2年間は素晴らしい働きぶりである。
アメリカ人にとったら、言動一致のトランプとして信を得ていることがうかがえる。
それでは、NY金の日足チャートを見てみよう。
もう少し動意付くと思われたが、ここまではそれほど大きな動きはない。
(むしろ、日中の日経225先物が上下に大きく動いた)
また、ダウもここまで大人しい動きとなっている。
少なくとも上昇基調が継続していることから、市場はアメリカ中間選挙の結果を好感していると思われる。
次にNY金4時間足チャート。
昨晩の下げを一気に取り戻しに来ている。
まだレンジの域を出ていないが、来月の利上げまでにもう一段高になったら、現在の保有ポジションは利確したいと思っている。
これから市場は、利上げと米長期金利により一層関心を向けてくると思われる。
取り急ぎ。