NY金~依然として金価格の上値は重たい展開

2018年2月27日火曜日

NY金~依然として金価格の上値は重たい展開

現在の金価格は1333ドル。

ここまで値幅はほとんどなく（5ドル程度）、これから欧米組参入でどのような値動きとなるのだろうか・・・

しかし、材料に乏しく限定的な値動きになると思われる。

4時間足チャートを見てみよう。

200日MAで上値を抑えられている状況である。

現在、市場がもっとも注目している米長期債利回りも落ち着いてきている。

通常、長期債利回りと金価格は反比例の関係にあるので、金価格はもう少し上昇の勢いが増してもおかしくないのだが、上値は重たい状況だ。

これは、明らかに来月の米利上げを意識している値動きである。

もし、ここから長期債利回りが、再度上昇を開始したら金価格は大きく下落の勢いが加速すること間違いなしだ。

米10年債利回りと来月のFOMC利上げ織り込み具合は、常にチェックするようにしたい。

それから、パウエルFRB議長の議会証言にも要注目。

以上！

【現在の保有ポジション】