ファンダメンタルズ~『米、原油生産世界一へ』

2018年2月27日火曜日

ファンダメンタルズ~『米、原油生産世界一へ』

2月25日（日）の日本経済新聞に原油市場に関する記事があったので、かいつまんで紹介しておく。

まず、この記事の大見出しは「米、原油生産世界一へ」だ。

つまり、この大見出しについての根拠について解説している。

それでは早速。

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米原油生産は17年11月までの3か月で日量84万6000バレルも増えた。間もなくサウジアラビアを抜くだろう（IEA)。

シェール増産で米国は既に14年に世界第1位の石油生産国になった（1位=米国（1178万バレル/日、2位=サウジ（1151万バレル/日）、3位=ロシア（1084万バレル/日））。

米国のシェールオイル生産量は日量500万バレルに達し、米生産の半分を占める。

米エネルギー情報局は18年に2割超増えると予想する。

米シェール採掘業者などはコスト削減を始め、17年の平均生産コストは40~50ドルに改善した。

シェール大手のパイオニア・ナチュラル・リソーシズは18年1月~3月期に、米最大シェール鉱区での原油生産量を最大で16%増の計画。

トランプ政権下で米産原油の輸出拡大は続く公算が大きい。

米国産原油が輸出市場で攻勢をかけてくれば、サウジやロシアは意識せざるを得ない。

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特に重要と思われる部分を赤字にしておいた。

この手の記事はより客観的に見るべきであるが、全般的には今後の原油市場は上値が重たくなるであろうということは理解できると思う。

参考まで。

【現在の保有ポジション】