NY金~この状況では手を出せない

オッス！

NY金は節目の1280ドルを軽々と上に抜け1300ドルに迫る勢いである。



このまま、するすると上昇基調が継続するのか、それとも今月15日のFOMCに向けて急落するのか、全くわからない状況となってしまった。

定石通りであれば、三角持ち合いを上に抜けたら、そのままついていくということになる。

しかし、既述したように今月はFOMCを控えており、利上げも確実視されている。

このような状況において、買いポジションを取ることはできない。


それとも、市場は6月利上げを完全に織り込み済みなのだろうか？

もし、そうであれば、現在のNY金の値動きは、9月もしくは12月の利上げを織り込み始めたものだと言える。

それならば、矛盾はない。


しかし、もう何年も米利上げ前のNY金の値動きを見ているが、例外なく下落している。

今回が例外となる可能性もあるが、個人的には今までの恒例に従いたいと思っている。

つまり、いつかは（もしかしたら今日から）金の上値は重たくなり、いずれ下落に転じるというものだ。


ただ、言えるのは、現在のこのチャート、そしてファンダメンタルズ的環境では、自分の中で論拠が組み立てられないので、エントリーするつもりは全くない。

というわけで、今日も様子見とする。

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