2017年2月8日水曜日

NY金~欧州不安で底堅い動き

昨日の金は乱高下はあったものの、結局一昨日とほぼ変わらない1233ドル。

底堅い動きをしている。



欧州での国政選挙への懸念が次第に意識されているのだろうか?

特に4月にあるフランスの国政選挙が近づけば、さらに市場不安が増してくるような気がしている。

(つまり、金価格は上昇)

現段階ではフランス極右政党(ルペン党首)が勝つ見込みは35%程度ということだが、この類の事前調査が全く当てにならないことは、昨年来思い知らされている。

従って、「まさか」が起こらないとは限らない。

俺はルペンの支持率に関係なく、4月に向かって金価格は上昇していくと見ている。

ピークは選挙の数日前、この時点で1300ドルを付けているかもしれない。

そして、まさかのルペン勝利となれば、金価格は1500ドルを目指す。

ルペン敗北であれば、安心感から金価格は100ドル程度は下落するだろう。


日足チャートを見てみよう。




1250ドルまで抵抗帯はない。

1250ドルを上抜けた後は、頭が重たくなっていくことだろう。

しかし、基本的には押し目を拾っていく。

そんな感じで考えている。


以上。


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