2017年2月5日日曜日

金にとっては追い風となるか?~3月利上げの可能性遠のく

FOMCの政策金利と金価格は強い相関性があるのは周知のとおりである。

従って、ゴールドトレーダーであれば、アメリカの利上げ時期に常に注視しておく必要がある。



ブルームバーグにこんな記事がアップされている。

米国の賃金上昇は期待外れ、3月利上げの可能性遠のく

3月の利上げに関しては投資家の間でも意見が分かれている。

トランプ相場の勢いがこのまま継続するようであれば、利上げもありかと考えている。

しかし、イエレン議長も若干の懸念を示唆しているようだ。


ところで、現在の3月利上げ織り込み具合はこんな感じとなっている。


ほぼ、3月利上げなしが大勢である。

それでは6月はどうだろう。


6月利上げは63.5%織り込まれている。

もし、3月利上げが消滅したならば、金価格にとっては追い風となる。

6月までしばらくの間、下値の堅い地合いが続くことが想定される。


ということは、逆三尊からレジスタンスを上抜けというシナリオも十分あり得る。

そうなると、現在は良い買い場となっているかもしれないな。

明日から少しずつ買い場を探ってみようと思っている。


追伸;しかし、以下のような意見もあるので要注意。

米サンフランシスコ連銀総裁:3月利上げ、何らかの論拠はある


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