2016年12月5日月曜日

伊の国民投票にも「トランプ現象」波及

毎日新聞のネット版にこんなニュースが掲載されている。


イタリアの国民投票が否決されたが、レンツィ首相はこれを自身の進退と結びつけたのがそもそもの間違いであった。

イタリア国民は決してレンツィ首相に「NO」を突き付けたわけではない。

あくまでも法案に対する国民投票である。

これは、上院の権限を弱め不信任投票をできないようにするための法案だ。

それにより、レンツィ首相は政権の安定化を図りたかったのだ。



従って、先のリンクにあるようなトランプ現象が飛び火したという認識は、俺は違和感を覚える。

ただ、レンツィ首相の辞任が決定すれば、イタリアは総選挙をすることになる。

それにより、右派政党が台頭してくる可能性はある。

その場合は上のリンクの記事が言うところのトランプ現象と言えるだろう(いわゆるポピュリズム)。

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