2016年11月10日木曜日

アメリカは利上げではなく金融緩和をするかもしれない

トランプ大統領が来年1月に誕生した後、俺が一番関心を寄せているのがFRBの人事だ。

イエレン議長の任期は2018年2月まであるので、すぐに首にすることはできない。



フィッシャー副議長も任期が来たらおさらばになるだろう。

もしかしたら、イエレンは任期前に自ら辞任するかもしれない。

そうなったら、そうなったでサプライズだが・・・。


いずれにせよ、来年1月以降はFRBは再利上げをしにくくなるのは確かである。

つまり、今年12月がほぼ最後の利上げのチャンスということになる。


ちなみに、現在の12月織り込み具合は71.5%だ。


相変わらず70%以上をキープしている。

来月の雇用統計で余程悪い数字が出ない限り、FRBは利上げを強行すると思われる。

しかし、まだまだわからない。

これから、じわじわとトランプリスク、そして欧州リスクやチャイナリスクが意識され始め、経済の先行きに不透明感が増した場合、FRBは利上げを断念することになる。

そして、来年、トランプ大統領になったら、金融緩和を開始する可能性さえあるのだ。

(そうなったら、NY金は1500ドルを軽々と突破する)

何度も言うように、トランプは「ドル安」に誘導したいのだから。

一番、手っ取り早いのが金融緩和なのである。


これまた、何度も指摘しているように、アメリカの実態経済はそれほど強い状態ではない。

利上げできるほどの体力は残っていないのだ。

ビジネスマンのトランプはそんな事くらい見抜いているはずだ。


トランプのお陰でこれからの相場はどんどんボラが上がるぜ!

めちゃくちゃ楽しみだな!!




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