アメリカの経済指標は好調をキープしている。
それと同時に12月利上げ織り込み具合も高い値を維持。
以下、FOMC議事要旨の要約である。
それと同時に12月利上げ織り込み具合も高い値を維持。
以下、FOMC議事要旨の要約である。
- FOMCメンバーのほぼ全員が、経済見通しに対する短期的リスクは均衡していると判断
- 比較的早い時期に利上げが正当化される
- 一部メンバーからは、FRBの信用を維持するためには、12月利上げを断行すべきとの発言
- トランプ次期政権において、財政赤字が拡大するようであれば、さらなる利上げも必要
12月の利上げはほぼ確定的であるとして、今後は来年の利上げペースに市場の関心は移っていくことになる。
というわけで、来年の利上げ織り込み具合はどのようになっているかと言うと・・・
来年2月以降だと、50~75bpsで86.7%、75~100bpsが7.3%。
そして、以下が3月の利上げ織り込み具合。
こちらも75bps以上が22.4%となっている。
FOMCの議事要旨の最後の文言、「トランプ次期政権において、財政赤字が拡大するようであれば、さらなる利上げも必要」というのが、効いているのだろう。
トランプ次期大統領の経済政策は、「公共事業の拡大」と「大型減税」である。
公共事業で金を使い(支出増)、大型減税(収入減)を行えば、国の借金が増大するのは火を見るよりも明らかだ。
FOMCメンバーはこのことを危惧しているのだろう。
トランプがこの二つの経済政策を断行すれば、利上げはかなり速いペースで行われることになるはずだ。
そうなると、ゴールドのブルトレーダーにとっては、非常に厳しい状況だ。
以上。
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