昨晩の米ISMがまずまずの結果だったことを受け、金価格は軟調な地合いが続いている。
この後、昨年の利上げ前の状況をおさらいし、今年12月に利上げがあると仮定した場合の金価格の動向について記事をアップする予定だ。
楽しみに待っていてくれ。
しかし、何といっても、今週金曜日の米雇用統計が大きなカギを握っているのは確かである。
金曜日には金価格も大きく動くことになるだろう。
現在の金の日足チャートはこんな感じでフラッグを形成中だ。
現在、俺が考えているシナリオは二つ。
今週末の雇用統計が良かった場合、シナリオ1となる。
逆に悪かった場合はシナリオ2となるだろう。
【シナリオ1】
レジスタンスラインが二つある。
黄色(1300ドル~1305ドル)は、今まで何度も止められている強力なレジスタンスだ。
ここが割れたら、ある程度の下落は覚悟しなければならない。
次に120日移動平均線。
過去のチャートを見ればわかるが、これもかなり意識されているラインだ。
120日移動平均線を割りオーバーシュートしたら、一旦は大きく戻されるだろう。
【シナリオ2】
これは、黄色のレジスタンスラインで跳ね返され、フラッグの中にもう一度潜り込むパターン。
利上げ観測が後退した場合となる。
レジスタンスからの反転を狙えば、20ドルくらいの値幅は取れそうである。
しかし、もし確実に大きく取るのであれば、12月のFOMC後にエントリーが良いだろう。
それまでじっくりと作戦を練りながら待つのである。
俺はまだどうするか決めていない。
ただ、ショートでエントリーすることは考えていない。
何度も書くように、俺は未だにアメリカの12月利上げに懐疑的だからである。
この後、昨年の利上げ前の状況をおさらいし、今年12月に利上げがあると仮定した場合の金価格の動向について記事をアップする予定だ。
楽しみに待っていてくれ。