2016年9月24日土曜日

WTI原油~昨晩のトレードのポイント

昨晩の俺のWTI原油トレードについて解説していく。

昨日は様子見というのが、基本スタンスであった。これは2日前の記事にもアップしてある通りだ。



しかし、状況次第ではこのマイルールを無視してトレードを行うこともある。

状況次第というのは、余程自信がある場合に限る。


相場で勝っている奴というのは、マイルールをしっかりと遵守しつつ、それでも尚且つそれに縛られないという心の状態を持っていることが多い。

一見矛盾するような気もするが、そういうわけではない。

柔と剛を巧みに使い分けているような感じだな。



それでは、早速チャートを見るとするか。

これはWTI原油の1時間足チャートだ。




2日前までの上昇トレンドから、一気に下降トレンドに転換している様子がわかると思う。





これは15分足だ。

赤線で価格の動きを追ってみた。

俺が想定していたシナリオからはやや逸脱した価格の動きとなっている。

想定シナリオについては、こちらの記事を参照してくれ


①の時点で「売り」で入った人も多かったのではないだろうか?

しかし、②で反転上昇してきたので、ストップロスも巻き込んでの急激な動きとなっている。

その後、③でしばらく揉んだ後、急降下という具合だ。

俺は、この時、③の動きを注視していた。

もちろん、③でラインを超えて上昇トレンドが継続するのか、それともここで頭を叩かれて下降トレンドに転換するのかを見ていたのだ。

しかし、上昇トレンド継続なら、強い押し目を作っているので、多少揉むことはあっても一気にこのラインを突き抜けると思っていた。

しかし、値動きを見る限り、このラインは相当硬いように思えた。




赤点線で囲った部分に注目して欲しい。

俺はここでの値動きをずっと監視していた。

上下に大きくヒゲを付けているが、値は切り下げている。


静止画ではこれくらいのことしかわからない。

しかし、リアルタイムでローソク足の動きを見ていると、明らかにこれは下降トレンドに転換しようとしているのが見て取れたのだ。

(この時、OPEC非公式会合においてサウジがイランとの合意を必ずしも想定していないというニュースが流れている)

ここには理屈はない。

俺の感覚、直感だ。

しかし、かなり自信があった。

従って、マイルールを無視して売りでエントリーした。

自信があったので、建玉はいつもより大き目でな。


レントゲン写真があるだろう。

あれは静止画だよな。

従って、そこから読み取れる情報量には限界がある。

しかし、実際に患者の身体を動かしながら、状態を観察すると静止画では見えていなかった情報を得ることができるのだ。

俺は医者なので、こんな例え話になってしまうが、何となく理解してもらえただろうか?


このような感覚を養うためには、ローソク足の動きをよく観察する習慣をつけると良い。

(特に昨晩のような売り買いが激しく交錯する場面で)

この場合は5分足や15分足が良いだろう。

そうすれば、いずれ値動きの癖がわかってくる。

時間はそんなにかからないだろう。

半年もあれば十分だ。

別段、特殊能力でもなんでもない。

誰にでも習得可能だ。


というわけで、今朝はおよそ100ppsほどの含み益となっている。

チャートを見る限り、この後、週明けにはもう少し値を下げてくるような感じだ。

まあ、OPEC前には利確しておくけどな。

以上。


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