2016年9月25日日曜日

金価格は上値切り下げのフラッグ形成中~一旦利確すべきか?

それでは、金相場の現況分析と短期展望について。

まずはこちらの日足チャートを見てほしい。






おわかりの通り、上値切り下げのフラッグを形成中だ。





次にこちらの4時間足チャートを見てくれ。



先週のFOMC以来、レンジが続いている。

上側の赤線は日足で引っ張った抵抗線だ。



昨晩、値動きを観察していたのだが、どうも上値が重い。

上の抵抗線を超えてくれば、さらなる上昇も期待できるが、年末の利上げ観測を控え、どうも厳しい情勢のような感じがしている。


今後は抵抗線下のレンジ相場になっていくのではないか?

要人発言によっては大きく価格を下げてくる可能性もある。

もし、FOMCが本気で12月利上げを考えているならば、これからタカ派的発言が増えてくるだろう。



このまま上値が重い展開が続くようなら、一度利確してもいいだろう。

そして、年末にかけて価格が下がってきたところで、少しずつ買い玉を増やしていけばよい。



【米利上げ織り込み度】

ちなみに、現在の利上げ織り込み度はこんな感じになっている。

11月の利上げ織り込み度は12.4%。

まあ、これはほぼないから考慮する必要はない。
11月の利上げ織り込み度


そして、こちらが12月の利上げ織り込み度だ。

12月の織り込み度


50%を超えているので、要警戒である。

今後、これが70%を超えてくるようであれば、利上げする確率が高くなる。

(昨年12月の利上げ直前の織り込み度は70%程度だったと記憶している)


上記のデータはこちらで確認できる。

http://www.cmegroup.com/trading/interest-rates/countdown-to-fomc.html

これからは時々チェックしておくことをお勧めする。


しかし、それでもなお、俺は12月利上げはないと思っている。



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