NY金~1890ドル割れなら買い増しを検討

おはようさん！

昨日のNY金の終値は1896ドル。

1900ドルを維持できずに引けている。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日の高値は1912ドル。

このまま上昇基調を維持するかに思えたが、予想に反して1900ドルを維持できずに下落している（ただし、昨日のローソク足は陽線）。

昨日の記事にも書いたが、ここから上は1960ドルまでレジスタンスが見当たらない。

1900ドルで値固めできれば、遅かれ早かれ1960ドルを目指す値動きになると予想している。

次に1時間足チャート。

日本時間の日中は順調に上値を伸ばしていた。

しかし、22時台に大量の売り。

いつものようにNY時間に入ってすぐのタイミングである。

ここで売りの連鎖が止まらず、戻りを見せながら引けまで断続的に売り優勢の展開となった。

50EMAで支えられる形で引けているが、テクニカル的にはあまり良くない形である。

さらに、週末要因の利益確定売りと相まって、軟調な展開となるかもしれない。

下値目途は100EMA（ここは直近でサポートラインとして意識されている）。

今のレベルで1887ドル付近となる。

最後に米10年債利回りの日足チャート。

4日続落後の反動高となった。

50EMAをやや下に抜けた位置で反発しており、これはテクニカルに素直に反応している。

現在レンジ下限で反発したところにあり、ここからさらにレンジ上限まで上値を追うかもしれない。

そうなると、NY金の上値は重たくなる。

1890ドルを割ってくるようなら、買い増しを検討する。

今朝は以上！

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