2019年3月16日土曜日

【投資初心者必読!】過剰なドローダウンは致命傷を負う可能性

ドローダウンとは、損失による資産の減少幅のことである。投資をやっていれば、必ず経験することである。

大きなドローダウンから立ち直るには、相当な時間と労力を要する。



ドローダウンは非常にストレスフルな状況である。投資へのモチベーションが減退してしまう原因になりかねない。

しかし、ドローダウンを恐れていたのでは、相場で勝つことはできない。

重要なのは、どの程度のドローダウンを許容するのかという点である。

それでは、過剰なドローダウンを回避するためにはどうしたらようだろうか?

そのためには、ドローダウンについて客観的なデータをみておく必要がある。




ドローダウンとは何か?

ここで改めてドローダウンの定義について明確にしておくことにする。

ドローダウンとは、『ある一定期間における総資産のトップポイントからボトムポイントまでの下げ幅のこと』と定義することができる。

通常、ドローダウンはトップからボトムまでの下げ幅をパーセンテージ(%)で示す。

ドローダウンを数字化することで、現況を客観視することが可能になる。また、自分の資産が、どの程度リスクにさらされているかを俯瞰するのに有効である。

過剰なドローダウンは致命傷になる可能性

ドローダウンは投資活動に致命的なダメージを与える可能性がある。ドローダウンの大きさによっては、挽回不可能な場合もあるので注意が必要だ。

従って、ドローダウンを極力小さく抑えることは、大きなリターンを得ること以上に重要なことである。これは肝に銘じておかなければならない。

ドローダウンが大きくなればなるほど、資産を元本に戻すために必要なお金は指数関数的に増加していく。




ドローダウンの大きさと回復の見込みについて

以下にドローダウンの大きさと、取り戻すために必要なお金の大きさについてまとめておく。

  • ドローダウンが10%の場合、11%のゲインが必要となる⇒問題なし
  • ドローダウンが20%の場合、25%のゲインが必要となる⇒やや難しいが問題なし
  • ドローダウンが30%の場合、43%のゲインが必要となる⇒困難
  • ドローダウンが40%の場合、67%のゲインが必要となる⇒かなり困難
  • ドローダウンが50%の場合、100%のゲインが必要となる⇒致命傷
  • ドローダウンが75%の場合、300%のゲインが必要となる⇒回復不能


ちなみに、50%のドローダウンを引き起こしてしまった場合について、資産を元本まで取り戻すためには、『毎年15%のゲインを5年連続で達成する』必要がある。

年利15%を相場で実現するのが、いかに難しいことかは、トレーダーであれば理解できると思う。

従って、多くのトレーダーの場合、ドローダウンの許容量はせいぜい20%ということになるだろう。

ソース;http://www.arborinvestmentplanner.com/drawdowns-concept-maximum-drawdown/

なお、投資初心者向けに記事を分類しているので、ぜひ参考にされたし!

リンクはこちら⇒https://bit.ly/2UFh7bo



【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;1306L×50⇒1304LC、1305L×100⇒1300LC

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100、1243L×75、1300L×50
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