日本の景気が回復していると言われているが、ほとんどの人はまったく実感がないだろう。
俺も実感がない人間の一人である(笑)。
それにもかかわらず、こんなことを言ってのける大先生がいる。
景気が良いとか悪いとかは、考えるものではなく感じるものだ。
このような文言を言ってしまう学者の庶民感覚の欠如具合は、もう致命的と言うか、救いようのないレベルである。
日本の景気は回復などしておらず、ずるずると悪化する方向へ向かっている。
唯一の救いは未だに物価上昇率が思うように上がってこないことだ。
日本人の平均個人所得は年々確実に減少しているにも関わらず、今年の10月には消費税を上げさらに所得を圧迫することで、おそらく日本の経済は致命傷を受けると思われる。
給与所得が増えずに物価が上昇していくならば、さらに景気が悪化するのは火を見るよりも明らかである。
ところで、30年前と現在の世界企業の時価総額トップ50を比較した表がある。
30年前と言えば、日本はバブル末期の頃。
30年前のトップ50の国別内訳は、以下の通り。
俺も実感がない人間の一人である(笑)。
それにもかかわらず、こんなことを言ってのける大先生がいる。
ソース;https://diamond.jp/articles/-/189768
このような文言を言ってしまう学者の庶民感覚の欠如具合は、もう致命的と言うか、救いようのないレベルである。
日本の景気は回復などしておらず、ずるずると悪化する方向へ向かっている。
唯一の救いは未だに物価上昇率が思うように上がってこないことだ。
日本人の平均個人所得は年々確実に減少しているにも関わらず、今年の10月には消費税を上げさらに所得を圧迫することで、おそらく日本の経済は致命傷を受けると思われる。
ソース;https://nensyu-labo.com/heikin_suii.htm
給与所得が増えずに物価が上昇していくならば、さらに景気が悪化するのは火を見るよりも明らかである。
ところで、30年前と現在の世界企業の時価総額トップ50を比較した表がある。
30年前と言えば、日本はバブル末期の頃。
30年前のトップ50の国別内訳は、以下の通り。
- 日本32社
- 米国15社
- 英国3社
面白いのは日本の地方銀行や電力会社がランクインしていることだ。
物凄いバブルであったことがわかると思う。
そして、平成30年では、
- 米国31社
- 中国7社
- 英国2社
- フランス2社
- 日本1社
- 韓国1社
- 台湾1社
- ベルギー1社
日本で唯一ランクインしているのがトヨタである。
これは、日本が弱体化しているというよりも、世界がもの凄い勢いで進化しているということ。
時価総額の違いを見ればわかると思う。
つまり、日本はこの30年間で世界から取り残されてしまったということだ。
日本人のように環境の変化に弱い(余りにもトップダウンがきつすぎて柔軟に変化に対応できない)と、これからの時代はどんどん取り残されていくことになる。
そして、この傾向はさらに顕著になっていくはずだ。
余程のことが起こらない限り、日本と世界との格差は今後さらに開いていくはずだ。
現在、10代、20代の若者諸君は、そのことを念頭に将来計画を立てることをお勧めする。
少なくとも英語くらいはビジネスレベルで欧米人と対等に渡り合えるくらいにしておくことだ。