先週金曜日は恒例の雇用統計があった。
結果は既知の通り、かなり良い内容であった。
まずはその結果から。
結果は既知の通り、かなり良い内容であった。
まずはその結果から。
- 非農業部門雇用者数 +18.4万人(予想)⇒+31.2万人(結果)
- 失業率 3.7%(予想)⇒3.9%(結果)
- 平均時給(前月比) +0.3%(予想)⇒+0.4%(結果)
- 平均時給(前年比)+3.0%⇒+3.2%
失業率以外は強い数字となった。
この結果を受けダウは爆上げ。
700ドル近く急進している。
特に非農業部門雇用者数は大幅増となっており、一体どこから労働者がわいてくるのかと言うくらいの増加数だ。
失業率が若干減少しているが、完全雇用状態であることに変わりはない。従って、この数字を見て市場が動くということはない。むしろ、この数字に陰りが見えてきたら、今後は敏感に反応することになるだろう。
これだけ強い数字が出たということで、FRBの利上げ見込み回数(2回)はそのまま維持ということになりそうだ。
(金にとっては最高の展開である。年内に1500ドル港超もありか!?)
しかし、市場はそのようには見ていない。大方の予想は、ゼロである。
最後にパウエルFRB議長の文言。
2019年に予定している利上げを休止することも含め、景気に配慮した政策運営を行うことを検討。