NY金~米利上げ年内打ち止めの可能性！？

このブログでも記事にしているが、11月28日のパウエル議長による発言をきっかけに米利上げの終了時期が早まるのではないかという思惑が市場に広がっている。

このときのパウエル議長の発言は「現在の長期債利回りは、中立的水準からやや下回っている」というものだった。

そして12月5日には、ウォールストリートジャーナルから非常に重要なニュースが報じられている。

まずは大元のソースから。

Dow rebounds from 780-point plunge, ends day just slightly lower on report Fed may pause hikes https://t.co/SdIWf6e4Xp
— Goemon (@Goemon_ryugi) 2018年12月7日

上のソースからの抜粋がこちら。

”The Wall Street Journal reported the central bank is considering whether to signal a wait-and-see approach to rate hikes at its upcoming meeting this month. ”

簡潔に和訳すると、「中央銀行が、今後の利上げについていったん様子見にするかどうかについて検討し始めている」という感じ。

つまり、アメリカの利上げがもしかしたら、12月を最後に打ち止めになる可能性を示唆している。

これは非常に大きなニュースである。

このニュースを伝えたウォールストリートジャーナルは、FRBの動向を逐一記事にしており、この報道もFRBから直接的に得たものである。

つまり、FRBはウォールストリートジャーナルにこのような記事を書かせ記事にすることで、意図的に市場観測との乖離を埋めさせるのだ。

ちなみに、現在の12月利上げ織り込み具合はこちら。