2018年11月22日木曜日

NY金~高値止まりだが、上値追い展開は考えにくい

オッス!

昨日のNY金は上昇するも、値動きを見る限り積極的な買いが入っているようには見えない。



しかし、1225ドルで引けており高値止まりの様相である。

まずは週足チャートから。






先週サポートラインで反発して以来上昇トレンドが継続している。

これは何かを織り込んできている可能性があるが、アメリカの利上げペース減速への思惑以外は思い当たる節がない。

FRBは2019年に3回の利上げを想定している。

しかし、市場参加者は1回で終わるという見方が大勢である。

つまり、市場とFRBとの間に利上げペースの解離があるというわけだ。


現在のNY市場はややネガティブな雰囲気となっているが、11月から1月はNY市場は上昇するというのがアノマリーとなっている。

さらに、中間選挙の年の年末から翌年にかけても上昇というのもアノマリーだ。

アノマリー通りであれば、今週のブラックフライデーを経過後にNYは再度上昇に転じる可能性がある。

そうなれば、利上げが意識されてくるだろう。

つまり、金価格の上値は重たくなり、再度下落に転じるというのが、俺が想定しているシナリオである。



次に日足チャートを見てみよう。


現在、高止まりの状況。

2週間前に形成しているレンジ相場(1215ドル~1240ドル)の域内に入ってきてる。

この4日間の出来高は若干減少してきており、さすがに買いの勢いは低下してきているようだ。

このまま、1240ドルを上方にブレイクしてさらに上値を追う展開は考えにくい。

そろそろ、失速してくると思われる。

来月の利上げがさらに意識されれば、再度1200ドル割れもあり得る。

まだまだ手出し無用である。

以上!






【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;ノーポジ

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