2017年9月19日火曜日

『北朝鮮問題終焉』を織り込んだ上での現在の相場環境

NY三指数は本日も絶好調である。

”ロケットマン”がミサイルを発射した後、相場は完全にリスクオフに転換。




「結局、米朝戦争は起こらない」という根拠なき思惑から相場は逆回転している。

『根拠なき上昇相場』の7日間で、NY三指数は全て史上最高値を更新、日経平均は年初来最高値を更新、ドル円は111年台を軽々と超え、未だその勢いは衰えない。

お陰でNY金は冴えない値動きに終始。



しかし、リスクはオフとオンが交互に繰り返されるというのが、相場の常である。

今の流れは必ず大きく反転していくはずだ。

現在の市場は「アメリカは北朝鮮を攻撃しない」「金正恩もミサイル以上のサプライズ暴挙などできるわけがない」という思惑を完全に織り込んできている。

これらを織り込んだ上での『史上最高値』である。

これが逆転した場合の値動きは同等以上に大きなものとなるはずだ。

北朝鮮は今晩にでもグアム沖にミサイルを撃ち込むことだってできるのだ。

もしかしたら、「アメリカ西海岸沖」に不意打ちでミサイルを撃ち込むことだってあり得る。

肝に銘じておきたい。
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