ここまでNY金は、週末に北朝鮮が何もしてこなかった、ということから軟調な地合いであった。
しかし、アメリカ時間に突入した今、徐々にではあるが上昇に転じている。
注目されていた国連安保理における北朝鮮制裁に関してだが、結局は「北朝鮮への石油輸出の上限を設ける」という案に修正された。
アメリカがかなり譲歩した形となったが、この結果はある程度は予測できていた。
なぜなら、中国やロシアが間違いなく難色を示すであろうことは想像できたからだ。
裁定は日本時間12日の早朝に下される。
この譲歩案に中国とロシアが首を縦に振るかどうか注目である。
こうなるとアメリカの次の一手は以下の二択である。
しかし、アメリカ時間に突入した今、徐々にではあるが上昇に転じている。
注目されていた国連安保理における北朝鮮制裁に関してだが、結局は「北朝鮮への石油輸出の上限を設ける」という案に修正された。
アメリカがかなり譲歩した形となったが、この結果はある程度は予測できていた。
なぜなら、中国やロシアが間違いなく難色を示すであろうことは想像できたからだ。
裁定は日本時間12日の早朝に下される。
この譲歩案に中国とロシアが首を縦に振るかどうか注目である。
こうなるとアメリカの次の一手は以下の二択である。
- 北朝鮮へ先制攻撃
- 北朝鮮の核保有を容認
アメリカにとっては、どちらも苦渋の選択となる。
2についてだが、北朝鮮が大人しくしているのであれば、この選択もありだが、ほぼ間違いなく今後も日本及びアメリカを脅かすような行為を継続することだろう。
従って、北朝鮮の核保有を一時的に容認したとしても、北朝鮮の暴挙次第では先制攻撃を選択する可能性は高い。
ダウもドル円も朝から急進していたが、ここからは上値も重たくなってくるだろう。
そして、金正恩の一発が出れば、一気に急落するという節操のない展開になること間違いなしである。
金価格についてだが、NY市場が大幅高になっているにも関わらず、それほど大きく値崩れしていない。
これは市場が「まだまだリスク要因はある」と考えていることの証左である。
今晩の値動きに注目したい。