2017年7月15日土曜日

WTI原油~今は手を出すとヤバい相場

おはようさん!

原油は続伸。



46ドル台後半で引けている。

方向感はない。

余りにもファンダメンタルズ的な様々な要素が交錯しているからだ。

原油は一旦方向性が決まると、しばらくトレンドが継続するという傾向があったが、今の相場にはこれが当てはまらない。

とりあえず日足チャートを見てみよう。


まずは7月4日高値の47.39ドルを超えられるかを確認したいところだ。

(ここはほぼフィボナッチラインと合致する価格帯だ)

ここを超えてくることが上昇トレンド判断の一つの要素だ。

しかし、上のチャートのトレンドラインを見ればわかるように、上値余地も小さい。

エントリー後、しっかり上昇したとしてもせいぜい2,3ドルしか取れないだろう。


4時間足チャートを見てみよう。


ここでは200日MAに注目したい。

今年の5月末に200日MAを明確に下に抜けて以来、だまし上げ(破線〇)はあったが、はっきりと上に抜けたことはない。

従って、ここを確実に上に抜けることも上昇トレンド判断の一要素になる。




昨日はここを上に抜けてきているが、ダマシの可能性もあり判断が難しいところだ。

200日MAでしっかりサポートされて反転するかどうかを確認したいと思う。

週明け以降の価格推移をみることになる。

結論としては、今の原油相場はトレードが非常に難しい局面となっている。

下手に手を出すと痛い目に遭うので、十分に注意されたし。

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