2017年7月14日金曜日

WTI原油~依然想定シナリオ通りの値動き

おはようさん!

原油は引けにかけて急上昇。



46ドル台で終えている。

一昨日の下落から振り出しに戻った形だ。

『もしや上昇転換?』と危惧している読者諸氏もいるかと思うが、まずは以下のチャートを見て欲しい。


ご覧の通り、未だチャネル内の値動きである。

つまり、想定シナリオは崩れていない。

既述したようにまさに『振り出し』へ戻っただけである。

従って、この程度の値動きでうろたえて決済する必要はない。

うろたえるのはトレンドラインを超えてからでも遅くはない(笑)。



1時間足チャート。

カップ&ハンドル形成後、現在は未だハンドル部分で値動きしているということだ。

上のチャートの破線で示した部分内の値動きならとりあえずはOKということにしよう。

従って、ここから上にはみ出るような値動きになったら、一時撤退するのが無難である。

ちなみに、俺の場合、46.5ドルの売りポジをホールド中なので、同値撤退まで待ちたいと思っている。

いつもながら、原油というのは一筋縄ではいかないな。

ところで、現在のポイントは戻り売りのチャンスでもあることも付け加えておこう。




ここが原油の難しいところでもあり、面白いところでもあるんだけどな。

とりあえず、我々オイルトレーダーがやるべきことは、刻一刻と変化していく状況に対して逐一対応していくのみである。

それが結果として勝っていればよいことだし、それで損失を被ったとしても仕方ないことなのだ。

世の中というのは、我々の思惑通りには動いてくれないということを骨の髄から理解できていれば、結果がどうであれそれほど感情的にならなくなるものだぜ。

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