NY金~1250ドルを維持できるかどうかがポイント

昨日の金は1250ドルを割り込み、一時1247ドル台半ばまで値を下げる場面があった。

しかし、現在は1251ドル台まで値を戻しており、1250ドルは依然サポートとして機能していることが伺われる。



昨日は終盤にかけてドル円が急進しドル高が進行したのも影響しているのだろう。

また、ダウ、ナスダックともに以前の勢いを取り戻しており、昨日の米三指数はいずれも上げてきている。

金にとっては厳しい展開であるが、ここはポジティブに買いポジションを積み増しチャンスと考えることとする。

1200ドルから1260ドルまできれいな押し目を作りながら上昇している。

目先はやはり1260ドルの壁だ。

そして、ここは日足ベース200日MAともオーバーラップしており、当然強力な抵抗帯として機能しているはずだ。

従って、ここを上に抜けるには相応のエネルギーを必要とするはずである。

上のチャートを見れば、今から約1か月前の2月27日に200日MAにアタックしているが、失敗に終わっていることがわかる。

さて、本日は米三指数高＋ドル安ということで、金の上値は重たくなる展開を予想している。

とりあえずは1250ドルをしっかりと維持するかどうかを見守っていきたい。

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