WTI原油～12月2日の戦略

それでは、本日の原油戦略についてだ。

OPEC減産合意以降、強いアップトレンドが続いている。

当然ながら、今日も買い目線でOKだ。

まずは週足チャートで現況を俯瞰してみよう。

今朝の原油価格は50.9ドル。

上のチャートを見てもらえばわかるが、この辺りは過去に何度ももみ合いになっている価格帯だ（〇で囲ってある部分）。

従って、比較的強い抵抗帯となっている。

しかし、「8年ぶりの減産合意」というインパクトだけで独り歩きしている現在、ここは上抜けしてくるのではないかと見ている。

ただ、市場がネガティブ材料に目を向け始めたら一気に値崩れするので要注意である。

もし、ここを上抜けした場合、54.9ドル（2015年2月）が次の抵抗帯になる。

そして、さらにそれを抜けた場合、60.5ドル（2015年5月）だ。

また、アメリカのシェールとの兼ね合いもある。

現在のシェールオイルの採算ラインは40ドルとも言われている。

従って、これからシェールのリグ稼働数には注視していきたい。


次に日足チャート。

昨日の最高値は51.77ドル。

そして、現在は50.87ドルとなっている。

今年の10月19日に付けた直近高値（52.21ドル）までは及んでいないが、昨日の終盤にかけて調整局面に入っているようだ。


次に1時間足チャートを見てほしい。

75日MAが200日MAを上抜き、全ての移動平均線が非常に理想的なフォーメーションで並んでいる。

今朝のこれからの値動きは1時間足チャートを見て置くと良いだろう。

既述したように終盤にかけて、調整局面に入っているが、これは1時間足チャートを見ればよくわかる。

1時間足チャートの20日MAに十分引き付けた上で買いエントリーをするというのが、今日の戦略である。

当然ながら、エントリータイミングは15分足を使い、さらに細かく見ていくことになる。


そして、これが15分足チャートになる。

若干、上窓を開けての開場となっている。

エントリータイミングは15分足チャートで20日MAを上抜けし、押し目を作ったところになる。

1時間足チャートで十分に引き付けた後、15分足チャートに切り替え、そのタイミングを計っていくと良いだろう。

今日の原油戦略については以上だ！！

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