WTI原油～11月30日の戦略

よっしゃ！

それでは、今日の原油戦略についてだ。


まずは日足チャートを見てほしい。

昨日の原油価格は急落し、今朝は45.2ドルとなっている。

まずはテクニカル面から。

日足チャートを見る時は、必ず200日MAと原油価格との関係性に着目すると良いだろう。

昨日の急落により、再度200日MAにタッチしている。

今日のポイントは、以下の二点に集約される。

1. 200日MAで反転上昇するのか？
2. 200日MAを下抜けして下落トレンドに入るのか？

つまり、以上の二点を確認しない限り、エントリーはできないということだ。

過去のチャートを見てもわかる通り、最近は200日MAをオーバーシュートした後、反転上昇している。

しかし、今回も同様に反転上昇するかどうかはわからない。

さらに、最近のドル高基調には注意が必要である。

当然ながらドル高は原油価格の上値を重くする。

ここ数日、ドル円は調整局面に入っていたが、今朝のチャートを見ると、押し目を作っているように見える。

ここから、さらにドル円が上昇していく可能性が高い。

そして、ファンダメンタルズ面では、本日のOPEC総会だ。

どんなニュースが飛び出すのか、全く予測がつかない。

何らかの減産協調はあるはずだが、それを市場がどのように判断するかにかかっている。

（決裂なら40ドル割れは確実だろう）

200日MAでの攻防は今日のOPEC総会にかかっていると言っても過言ではない。

結果に対して市場がNOであれば、ここを下抜けて下落トレンドに入っていくだろう。

そして、その場合の下落トレンドは長期に及ぶ可能性が強い。

それは、過去チャートを見ても明らかである。

（200日MAがレジスタンスとして機能し始めると下落トレンドが長期化する傾向がある）


従って、今日は様子見をお勧めする。

OPEC総会の結果、さらにそれに対する市場の反応を見て、エントリーを考えても遅くはないぜ。

焦りは禁物だ。

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