2019年11月10日日曜日

NY金~米中貿易協議への思惑で総楽観の市場

オッス！

先週の金価格は大きく下落している。

暴落と言っても良いレベルである。

終値ベースでも1460ドルを割り込んできており、依然として売り圧力が強いことを示唆している。





見ての通りの大陰線。

先週は1週間で高値1515ドルから一気に60ドル弱の下落となった。

現在の金価格は、急伸前のレベルまで全戻ししている状況だ。

昨日の記事にも書いたように1450ドルをタッチしない限り、売り圧力は弱まって来ないと予想している。

また、ファンダメンタルズの状況如何では、さらなる下掘りの可能性もあるだろう。

1450ドルを割り込んできた場合、1390ドルが下値目途となる。

しかし、1450ドル付近では比較的強めのサポートが機能すると思われる。
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次に月足チャート。


直近3カ月の値動きは、下値・上値を共に切り下げている。

典型的な下落トレンドである。

そろそろ、買い増ししたいところであるが、もう少し様子を見たいと思っている。

明日以降の値動き次第だ。



米中貿易協議の一部関税撤廃に関するニュース。

上のリンク記事の中からトランプの発言を抜粋してみる。
  • 中国は取り消しを望んでいるが、私は何も合意していない
  • 中国も、私が（過去に発動した）すべての関税の取り消しには応じないとわかっているので、取り消しを求めているのは一部についてだけだ
  • 中国とはすごくうまくいっている。ディール（取引）をしたがっているのは中国の方だが、まとめることはできるだろう
これは、中国高官による「関税を段階的に撤廃することで合意した」との発言を受けてのトランプの発言である。

まず、トランプは中国側の発言を全否定。

しかし、合意に含みを持たせる発言内容となっている。

市場の反応はポジティブ。ドル高、株高の流れとなり、NY金から資金が流出しているというのが、現在の状況である。

今朝は以上！





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  • NY金；ノートレ
【現在のポジション】
  • WTI原油；ノーポジ
  • NY金；1494.16L×200、1499.82L×200、1501.08×200、1499.02×100、1502.12×300
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