WTI原油~「米ガソリン在庫減」と「協調減産停止」の綱引き

おはようさん！

昨日の原油は上伸し、終値は64.3ドルとなっている。

ほぼ高値引けとなっており、上昇の勢いが強いことを示唆している。

まずは日足チャートを見てみよう。

昨日の記事にも書いたように、エントリーサインは以下の2つ。

昨日の値動きは上の2つのどれにも当てはまっていない。

従って、ノーエントリーである。

押し目を待ちたいと思う。

ちなみに、RSIは再度70ポイントを超えてきており、「買われ過ぎ」となっている。

次に4時間足チャート。

上のチャートで示したようなチャネルを想定するならば、現在はチャネル上限にタッチしたところである。

本日、開場後、このラインを超えてくるのかどうかに注目してみたい。

最後に1時間足チャート。

昨日は200日MAをオーバーシュート気味に割り込んだ後、大きく反転上昇している。

先述したように、チャネル上限をタッチしたところで引けている。

アメリカは5月にドライブシーズンを迎えるため、この時期はガソリン需要が高まる。

そのため、原油価格は高値で安定する傾向にある。

ウォールストリートジャーナルによれば、アメリカのガソリン在庫は減る見通しだ。今後、需給の引き締まりが意識されてくるかもしれない。

一方、ロシアが協調減産の一時停止を示唆しており、こちらは原油価格下落要因となっている。

NY商品、原油続伸　米ガソリン在庫に減少観測　金3カ月ぶり安値：日本経済新聞 https://t.co/TNmX763j07
— Goemon (@Goemon_ryugi) 2019年4月16日

今朝は以上！

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