2019年1月3日木曜日

ドル円急落の要因を分析してみた

本日、ドル円がかなり売り込まれている。

現在は107円後半まで反発しているが、一時106.5円まで下落する場面があった。




日足チャートを見てみよう。






日経平均(CFD)も下落基調となっているが、ドル円に比べるとまだ踏みとどまっている状態である。


こちらは、アメリカ市場がオープンしてダウが下落するようなら(おそらくその可能性が高い)、連れ安となる可能性が高い。

そして、ドル円もさらに下落するというのが、今後の予想である。

本日のドル円急落の要因についてまとめておく。


  1. アップルの業績下方修正
  2. 中国経済の減速が加速
  3. 薄商い(日本)

まず、アップルが業績の下方修正(利益警告)を行ったことが、市場をリスクオフへと向かわせたのは確かである。

以前の売上ガイダンスでは、売り上げ予想が890億ドルから930億ドルであった。

しかし、今回のガイダンスでは840億ドル

完全に『売り』である。

そして、中国のファーウエイ問題が、未だ解決に至っていない。

現在、中国ではアメリカ製品不買運動が広がっている。その標的の一つがアップルである。

アップル製品を持っていたら罰金という会社まで現れている。




次に中国経済の減速についてだが、詳細は以下の記事を参考にされたし。

昨日、発表された中国製造業景気指数(PMI)は、497.7ポイントであった。

PMIは50ポイントがボーダーライン。

つまり、50以下の場合、『景気減速のサイン』と考える。

昨年12月31日に発表された製造業PMIも50ポイントを割り込んでおり、確実に中国の景気が減速傾向にあることを示唆している。

また本日まで日本はお正月である。

相場参加者が少ない状況であれば、このような値跳びはよく見られる現象である。

また、早朝でさらに薄商いであったとの影響しているだろう。

さらにアルゴの売り、それに加えストップロスを巻き込んでさらに売られたというのが、ドル円急落をさらに加速させたのだろう。

こちらは週明けには徐々に落ち着いてくると思われる。

ただし、今年は時間経過とともに円高・ドル安へが進むと考えられる。

ドル円は100円を割り込む展開も想定している。

ドル転するには絶好の機会である。

取り急ぎ。





【昨日のトレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ

【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75

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