今夜はドラギ総裁の記者会見が行われる予定である。
(日本時間の午後10時30分より)
現在、EU圏は景気後退が徐々に迫ってきており、そういった状況の中でドラギ総裁の利上げに関する発言に注目が集まっている。
しかし、景気が芳しくないにも関わらず、今のうちに少しでも利上げはしておかなければならない。
なぜなら、本格的な景気後退に突入したときに『利下げ』の一手が打てなくなるからである。
しかし、今利上げを急ぐと、EU圏の景気後退を加速させる可能性が高い。
ドラギ総裁の市場との対話力が試される。
前回の記者会見では、「2019年の夏まで利上げはなし」と断言している。
従って、市場は今年の秋(もしくは年内に1回)の利上げを想定していてもおかしくない。
その一方で、現在のユーロの経済力では「年内の利上げは無理」と見ている市場関係者も増えているはずだ。
もし、ドラギ総裁から少しでもタカ派的発言があった場合、明日の日経平均、ドル円、NY市場は大きく値崩れを起こすだろう。
(原油価格は下落、金価格は上昇)
取り急ぎ。
【昨日のトレード結果】
- WTI原油;52.9L×100⇒52.9C
- NY金;ノートレ
【現在のポジション】
- WTI原油;ノーポジ
- NY金;1241L×100、1243L×75、1280L×50、1284L×75、1280L×50、1295L×50