2017年11月22日水曜日

WTI原油~2/3の確率で原油価格は下落する

おはようさん!

原油は上伸。



朝6時20分現在、56ドル台後半で推移中である。



直近高値の57.89ドルがとりあえずの天井という見立てである。

売り増し戦略は同じ。

つまり、58ドルに出来る限り引き付けてショートエントリーだ。

現実的には57.5ドル以上でショートエントリーできれば良いだろう。

現在の原油価格を下支えしている材料は、OPEC総会での協調減産延長である。

再三書いているように、協調減産延長は何らかの合意がされるはずであるが、その内容が問題である。

つまり、市場の期待値との乖離具合によって、原油価格は上下に大きく振れることになる。

それでは、市場はどの程度の内容を想定しているのかということだが、それは皆目見当がつかない。

従って、その点についてあれこれ考察したところで無駄である。

ただ、合意内容については以下の三通りしかありえない。


  1. 市場予想を上回る内容
  2. 市場予想とほぼ同程度の内容
  3. 市場予想よりも劣る内容

まあ、当たり前だが・・・。

1番となった場合、当然ながら原油価格は上昇に転じる。

場合によっては60ドルを超えてくる可能性もある。

しかし、そのためにはそれなりのインパクトが必要である。

そして、その可能性はやや低いのではないだろうか。

3番であったなら、原油価格は急降下となるだろう。

40ドル台前半までの下落も十分考えられる。

ショーターにとっては最も理想的な展開である。

さて、2番の場合、原油価格はどうなるだろうか。

俺はこれでも原油価格は下落すると見ている。

なぜなら、2番の場合、初動の反応は薄くなると思われるが、その後、市場はネガティブ材料に目が移り始めることが予想できるからだ。

従って、この場合、最初はレンジとなるかもしれないが、徐々に上値を切り下げて下落トレンドへと転換していくだろう。



3番のケースのような急降下はしないだろうが、じわじわと下落していくと見ている。

従って、2/3の確率でここから原油価格は下落していくというのが、俺の今の想定シナリオである。

ご参考まで。

現在の保有ポジション】

  • WTI原油;55SX10、55.5SX10、56SX30
  • NY金;ノーポジ


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