2016年9月27日火曜日

金価格が急落する予兆~最新データを紹介

金のヘッジファンドのポジションに関する最新情報がある。

先週1週間において、ヘッジファンドによる金のショートポジションが10%増えている(その分、ロングが減っているということ)。





この動きは昨年12月のものと似ている。

2015年12月、ヘッジファンドは金のショートポジションを激増させているのだ。

もちろん、これはアメリカの利上げを織り込んでの動きだ。

それに伴い、金価格は急落していく。


しかし、2016年に入ってからトレンドは完全に転換。

現在に至るまで、ロングポジションが増え続けている。

そして、今年の7月初旬だけで2900万オンスの金が買われた。

と言っても、これがどれだけすごい量なのかわからないと思うので補足しておく。


金価格の過去最高値は1オンス辺り1900ドル。

これは2011年の8月に記録されているが、この1か月で買われた金の量が約2900万オンスだったのだ。

つまり、今年の7月の1週間だけで、これに匹敵する量の金が買われていることになる。

いかに金がバブルの状態であるかがわかると思う。



そして現在、ロングポジションは今年の5月以来24%もダウンしている。これは、金価格が1200ドルまで急落した時よりも大きなドローバックだ。

金市場は急激に12月の利上げを織り込み始めている。

もし、まだロングポジションを持っているならば、そろそろ売り場を探しておいた方が良いだろう。


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