2016年10月6日木曜日

原油と金のトレーディングスタイルの違い

人それぞれトレーディングスタイルは異なると思う。

俺の場合も自分なりのスタイルがある。


これは俺の短いトレーディング経験から少しずつ築かれたものだ。

従って、これからさらに進化(深化)していくことと思う。


例えば、原油と金では全くスタイルが違う。

原油は短期保有。

そして金は長期保有が基本だ。


原油は非常にボラが高い。

すなわち突発的にアップダウンをすることが多いため、思わぬ損失を被ることがあるのだ。

(俺は最初の頃、これで何度もやられた)

だから、在庫統計前には確実に決済する。


それに対し金は長期保有する。

半年から1年くらいじっくりかけて含み益を積み上げていく。

金の場合、アメリカの政策金利さえしっかり見ておけば、長期のトレンドは把握しやすい。

従って、どんなに含み損を抱えていても、損切せずにじっくりと時を待つ。


しかし、これを原油でやったら死ぬ恐れがある。

自分の思惑とは逆方向にどんどん値が動いていくことがあるからな。

まさに、今がその時である。

ファンダメンタルズ的には原油価格は下落してもおかしくないが、OPEC非公式会合以来、上昇し続けている。


従って、原油の場合、俺はスキャルもしくはデイトレをやることが多い。

もちろん、値が伸びると思えば数日間ポジションをキープすることもあるが・・・。


ところで、原油の値動きの特徴は、ファンダメンタルズ的に相場が荒れていない時は、テクニカルに忠実に値動きすることである。

現在がまさにそれだ。

WTI原油の1時間足チャートを見てみよう。




現在、レジスタンスライン上をきれいに駆け上がっている。

チャートで示されている数字は日本時間だ。

17時にレジスタンスラインに到達し、そこで反転上昇しているのがわかる。

例外もあるが、ほぼ毎日このパターンの繰り返しだ。

カッコの中の数字は、レジスタンスでロングで入った場合の取れるピップス数である。

最低でも50pps、うまくやれば100pps取れる。

レジスタンスで反転したところを捉えれば、損切り幅も少なくて済むな。


俺はゴールドで十分利益を得ているので、手を出していないが、こういうやり方もありだ。

ただし、いつトレンドが転換してもおかしくないので、ポジションは慎重に取るように。

参考まで。


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