2020年4月14日火曜日

WTI原油~さらに1000万バレルの減産なければ再度20ドル割れの公算大

おはようさん!

昨日の原油価格は下落。

終値は22.36ドルであった。

まずは日足チャートを見てみよう。






20EMAが上値抵抗帯となっており、強い下落トレンドを示唆している。

下値目途は20ドル。

そして、トレード方針は変らず20ドル台で買いを入れていくことにしている。

次に1時間足チャート。


こちらも20EMAが上値抵抗帯となっている。

昨日の安値22ドルを下に抜けて来られるかどうかが本日の注目ポイントである。

22ドルを割ってきたら20ドルまでは比較的スムーズに下落してくれると見ている。

今の原油価格下落は、サウジとロシアの覇権争いに端を発している。

しかし、先週のOPECプラス緊急会合、そしてG20においても市場が満足するような結論を出すことはできなかった。

970万バレルの協調減産を決めたが、市場の失望売りとなっている。

コロナショックの影響で世界の原油需要は2000万バレルから3000万バレルまで減少すると言われている。

従って、970万バレルの減産では需給バランスが崩れたままである(供給過多)。




サウジは今更ながら、更なる減産の用意があると言っているが、やや遅くに失した感はある。


市場の思惑を見誤った付けを今払わされているといった状況である。

しかし、今のレベルからさらに1000万バレルの減産が出来れば、原油価格は上昇に転じるだろう。

ただ、それが実現できるかどうかと言えば、現段階ではかなり難しいのではないだろうか。

やはり原油価格はここから20ドルを再び目指す展開になるようにしか思えない。

今朝は以上!


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【トレード結果】
  • WTI原油;ノートレ
  • NY金;ノートレ
【現在のポジション】
  • WTI原油;ノーポジ
  • NY金;1589.12L×100、1570.25L×100、1646.23L×100
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