NY金~2つの想定シナリオ

現在、NY金は1290ドル近辺。

シリア、北朝鮮を経て落ち着いたと思ったら、昨日はイギリス・メイ首相の解散総選挙宣言、さらにフランスの国政選挙とリスクオフ要因が続いている。



金は上にも下にも動きにくい展開となっている。

しかし、週足ベースのトレンドライン（白）では、しっかりと上値を抑えられており、ここを上に抜ける前にもうひと押しありそうな気配である。

現時点ではエントリーできない。

20ドル~30ドル程度の押し目を待ちたい。

しかし、上記のトレンドラインがサポートに入れ替わった場合、話は別である。

1時間足チャートを見てみよう。

赤線が週足ベースのトレンドラインだ。

オーバーシュートしている部分はあるが、破線〇印で示した大きな陰線と〇で囲った部分に注目して欲しい。

しっかりと上値を抑えられているのがわかる。

ここは強力な抵抗帯として機能していることの証左である。

本日もこのトレンドラインでの値動きを見ていくことになる。

現在の想定シナリオをまとめておく。

1. 20ドル~30ドルの下落（1260ドル割れ）を見て、押し目買い
2. TLがサポートに転換した場合、押し目買い

以上である。

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