2016年11月28日月曜日

WTI原油~11月28日の戦略(OPEC総会を見据えて)

おはよう!

本日、28日はOPECと非OPECとの減産協議が予定されていたが、それが中止になった。




30日にはOPEC総会が控えているが、市場はその行方に懐疑的である。

まず、減産協調をするという一報が会って以来、OPEC加盟国は駆け込み増産をし始め、ここのところ原油生産量は右肩上がりとなっている。

さらに、今まで何度も裏切られる形となっているため、今回も市場は疑心暗鬼となっている。

おそらく、何らかの減産協調は成されると思われるが、それが原油価格上昇を引き起こすほどのものになるかどうかは疑わしい。

従って、ファンダメンタルズ的には今のところネガティブだ。

早速、日足チャートを見てみよう。


これから、市場が開いた後の値動きに注視したい。

もし、このまま下落基調が継続するようなら、再度200日MAをアタックする可能性がある。

その場合、とりあえずは44.8ドル~45.0ドル辺りまでの下落が見込まれる。

200日MAをタッチした場合、ここでの値動きを注視しつつ、トレンドが出るまで様子見するのが得策である。

勢いよく、突き抜けるようであれば、そのまま下目線継続でもOKだ。

しかし、オーバーシュート(だまし)が入る場合もあるので要注意である。


今朝はおそらく、ギャップダウンして始まる可能性が高い。

そうであれば、穴埋め方向への調整が入った後の戻りを売るという形になるな。

とりあえず、開場後、さらに欧米時間での値動きを見守りたいと思う。


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