2016年11月21日月曜日

NY金~トランプ大統領就任後の懸念

それでは、NY金について。

とりあえず、1200ドルラインは死守している。




今日は先週末からの下げから、弱々しいが上昇に転じている。



そして、これは1時間足チャート。


先週は1210ドルを割り込み、1200ドル~1210ドルの一段安のレンジとなっていたが、今日は1210ドル~1230ドルのレンジに戻ってきている。


相変わらずのドル高(ドルインデックス=101)、そして米10年債利回り高(2.3ポイント)にも関わらず、金価格はこの水準を維持できているのだから、意外と下値は堅いな。

さらに12月の利上げ織り込み具合は95%超であることから、金価格にはすでに織り込まれているのかもしれない(←これを何度言ったことか!(笑) )。


さすがに、1200ドルを割り込んだら、買いが入ってくるだろう。

しかし、一つだけ懸念があるとしたら、年明けにトランプ大統領就任後である。

トランプが口にしている政策を実行すれば、確実に米10年債利回りは上がっていく。

そして、FRBは利上げペースを速める可能性がある。


トランプの政策については、以下に簡単に記事をアップしてあるので、まだ読んでいない人はどうぞ。

金価格は一時的に大暴落の可能性



もしそうなれば、金価格にとっては非常に厳しい。

つまり、金価格の上値が重くなる。



ただ、トランプがへまをやらかせば、アメリカの景気が一気に冷え込み、金価格にとっては上昇圧力が働くこととなる。


もちろん、どちらに転ぶかはわからない。

現段階では五分五分だな。



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