今週もトランプ政権の法人税減税案に対する思惑からNY市場は上げ上げ相場となる可能性が高く、金価格は軟調な値動きとなるだろう。
ちなみに、NYダウは今朝早々に史上最高値を更新している。
現在の金価格は1278ドル近辺で推移中である。
NY市場の上昇がこのまま継続すると仮定するなら、今日中にも1270ドルを割り込む展開も予想される。
日足チャートを見てみよう。
いよいよ雲の中に突入し始めた。
雲の下限でサポートされるなら、やはりポイントは1260ドル近辺になりそうだ。
このまま下落基調が継続したとして、12月のFOMCまで1260ドル以上をキープできるかはわからない。
しかし、現在の下落スピードから考えると、それも若干難しいのではないかと思われる。
今週末の雇用統計次第であるが、場合によっては今月中に早々に1260ドル到達ということも十分あり得る。
その場合、年末には1240ドルまで下落していたとしても不思議ではない。
次に4時間足チャート(縮尺を変えてある)。
1270ドルがサポートラインとなっており、今日のポイントとなる価格帯である。
年末まで軟調な地合いが続くであろう。